「神対応」が出来ない訳

先日さま~ずさんの番組で、「○○な状況で神対応をしてください」というテーマで2人があらゆる状況で神対応をするというものがありました。

 

例えば、一方はお医者さんで間違えた薬を処方した揚句、手術する肺を右と左間違えてしまったということを患者さんに告白するのですが、患者さんがそれにアドリブの神対応で応えるというもの。

医者
前回出した薬、あれ、他の人の薬だったんですよ。
患者
あ~。だから具合悪かったんだ!良かった、原因が分かって。でも大丈夫です。(他の患者さんの不調だった)喉の調子は良くなりました!

 

医者
あと、実は手術する肺を右と左間違えてしまいました。どうしましょう?
患者
あ~。そのまんまでいいですよ。手術してから1週間何もなかったってことは大丈夫ってことですよ。

 

ははは。そんな訳ないわ~。
と笑ってしまったし、もしも実際にこれが起きたらそんな対応出来ないだろうなと思って見てたのですが、ふと私の中にある思いがよぎりました。

どうして、このような対応が出来ないことが前提なのだろう?と。

 

もしこれが実際に起きたらきっと「ひどいことをされた」とショックを受け、医師に攻撃的に対応し、家族や友人に「ひどいよね?」と話すことで更に怒りを増長し、「絶対に許してはいけない。訴えないと。泣き寝入りは良くない。」というような反応をする人が多いのではないかなと思います。
とりあえず私はそうなります。

 

でも、(右と左の肺の手術が間違えて行われていたらきちんと再手術はしてもらうでしょうけれど、)このケースのように怒りをぶつけないで、相手に丁寧に、冷静に対応することが、どうして出来ないのでしょう?

「そういうこともありますよね。人間ですものね。じゃ、再手術いつにします?あと、手術費と入院費は病院持ちでお願いしますね。」みたいに。

 

それが出来ないのは、過去に学んだこういうときの対処の方法が自然と出てきて、かつ「とんでもないことが起きる!私はこのせいで死んでしまう!」という未来のイメージを見ているから。

具体的に言うと、下のような思考が瞬時に私たちの頭の中に浮かぶからですよね。

  • とんでもない、起きてはいけないことが私の身に起きた。
  • 私の命が危険にさらされた。
  • このことで私は今後死ぬかもしれない。
  • こんなことは許してはならない。
  • ここでビシッとこちらの姿勢を示さなければ相手は反省しないし、調子に乗る。
  • こういう時は、怒るもの。(ひどいことをされたら怒らなければいけない。)

 

いや、そうなんですよ。もちろんお医者さんの方が100%悪いです。

 

以下、ブルゾンちえみ風に読んでください。笑

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そこで怒ることがこの現実を変えますか?

(この間はあの音楽で埋めてくださいね。BGM: Dirty Work♪)

 

変えない。・・・悪化させるだけ。

 

そうなんですよね。怒ることでストレスがより溜まるし、相手も防御的になって頑なになって素直に謝れなくなる。
この硬化した関係では、良いことあまりないんですよね。

 

でも、何故か私たちはこういう時、「怒る」という対処方法を使いたがる。

親やまわりの人から学んだのでしょうね。
こういう時は怒るべきだと。
それが正解の反応だと。

 

そうやって、無意識のうちに信じた考えや価値観をいつの間にか絶対に正しいと信じて、それに基づいて行動してしまっているのが私たちですよね。

でも、もう、私たちは過去の呪縛から目覚めていいんです。
自分でこういうときの対応の仕方を、自分が楽な対応を選び直して良いのです。

 

その方法が、ザ・ワークです。

 

こういう時は怒るべき。
それは本当?

そう問いかけてみてください。

 


以下は、具体的な問いかけの例です。

ご自分の、不当に扱われた、怒らないといけない!と思った過去の出来事をひとつ思い浮かべてください。そしてその出来事が頭でクリアにでてきたら、自分自身に問いかけていきます。

あなた
こういう時は怒るべき。
ファシリテーター
それは本当?
あなた
はい。

ファシリテーター
「こういう時は怒るべき」その考えが絶対に本当だと言い切れますか?

あなた
・・・(時間を取ってよく観察する。)

あなた
いいえ。

ファシリテーター
「こういう時は怒るべき」そう信じている時、その状況であなたはどのように反応しますか?何が起きますか?
あなた
(反応を答えます。以下は例です。)
反射的に怒る。怒ればなんとかなると思う。とりあえず怒りをぶちまけたいと思う。
私はかわいそうだと思う。相手はそのことが良く分かっていないと思う。それを分からせたい為に怒りたい。
と、同時にそんなことで怒っている自分を表さない。すごく怒っているけど、「いいよ。」と言ってみる。心では怒っているのに、態度では示さない。怒りの反応をする自分を恥ずかしいと思い、表現しない。
怒りはあるけれど、表現できないのでフラストレーションを感じる。「私が我慢していること、察してよね!私のやさしさに感謝してよね!」と更に怒りを覚える。
「私怒って当然だよね?」と怒りを正当化したくて友人や家族に話をする。
ファシリテーター
もし同じ状況で「こういう時は怒るべき」という考えを信じていなければあなたはどうなりますか?
あなた
・・・(時間を取って体験してください。頭で嘘の答えを作り上げる必要はゼロです。)
あなた
(以下は例です。みなさんの答えをみつけてください。)
怒らないでいいのは、精神的にすごく楽。
今、どんな気持ちを自分が感じているのかまずはそれを感じてあげられるようになる。
自分が想定していなかったことが起きているので、驚いてどう対応したらいいのか分からなくて困っている自分を感じられる。
「私はかわいそうだ」という思いもなければ、私は大丈夫なことに気づける。私は大丈夫なので、どうしたいかなと自分に落ち着いて聞ける。
私はこの状況でどう反応したいのか自分に聞いてあげられる。
そしてそれに応じて落ち着いて反応できる。
ファシリテーター
「こういう時は怒るべき。」置き換えてください。
あなた
こういう時は怒るべきではない。
ファシリテーター
その具体的な真実に感じる理由を3つ教えてください。
あなた
怒らない方が気持ちが落ち着くから。冷静に次の対応を考えられるから。
あなた
怒ってうまくいったことがなかったから。いつも嫌な気持ちになって終わったから。
あなた
感情的に走らないで、落ち着いて現実的に対応した過去のあの時は、その方がすごく楽だったし、結果うまくいったから。
ファシリテーター
「こういう時は怒るべき。」他の置き換えを教えてください。
あなた
「こういう時は怒るべき」と私の思考は思っている。
あなた
それは知らず知らずのうちに私の中で真実になっていた私の思考に過ぎないから。
あなた
私が思っている、というより、私の思考が思っている、と言った方が真実に近いから。
あなた
催眠術にかけられたみたいに、その「思考」に誘導されていたというのはすごくしっくりくるから。
ファシリテーター
「こういう時は怒るべき。」他に置き換えはありますか?
あなた
こういう時は、黙るべき。(皆さんにしっくりくる「怒る」の反対のことばを入れてみてくださいね。)
あなた
すぐに何らかの反応をしなければいけないと思うので、手っ取り早い「怒る」という行動に今まではすぐ移っていたけれど、黙って少し冷静になる時間があった方がより自分にピッタリくる反応ができそうだから。
あなた
この具体的な状況では、私が怒っても相手はとてもそれを聞けるような状態になかったから。後で落ち着いてから私の伝えたいことを伝えた方がきっと相手に伝わるから。
あなた
実際に私は、怒るということを催眠にかけられたように無意識に行っていただけで、本当は自分がどうしたいのか考えたことがなかったから、考える時間を取れるのはすごく心が落ち着くので。

 

この記事を書きながら、私がワークをさせてもらいました。

皆さんの問いかけはどうなりましたか?
じっくりと時間を取って、答えてみてください。
私の答えと全然異なっていて全く問題ないですので、自由に、探求してみてくださいね。

 


GWの後半にワークショップを行います。

最大4名で行う小さなワークショップです。そのため、じっくりと色々なご質問にお答えしながら、皆さんの探求をサポートすることが出来ます。

問いかけは意地悪な感じでするものではありません。
上の問いかけも、私が自分にやさしく、出てくるものにオープンだったから出てきhoorayた答えです。
やさしく、愛を持って問いかけるということを一度体験してみてほしいです。
そのようなお手伝いが出来たらいいなと思っています。
自分自身に出逢う旅に一緒に出かけませんか?

 

気になった方はこちらを読んでみてください↓

ワークショップ東京

旅に出かけませんか?心の旅に❤

吉田あき

 


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