過食嘔吐と「私はダメだ」その7

前回の続きです。

これまでの記事はこちらから。
過食嘔吐と「私はダメだ」その1
過食嘔吐と「私はダメだ」その2
過食嘔吐と「私はダメだ」その3
過食嘔吐と「私はダメだ」その4
過食嘔吐と「私はダメだ」その5
過食嘔吐と「私はダメだ」その6

 

前回は、過食嘔吐という目に見える症状ではなくて、その下にある思い「私はダメだ」が真実なのかどうかをバイロン・ケイティのワークで探求することをお勧めしました。

 

では、バイロン・ケイティのワークではそれをどう進めるのか?その進め方の例をひとつ、バイロン・ケイティのワークが初めての方に向けてご紹介しますね。

 

まずは、生活の中で、「食べたい!」「食べなくちゃ!」スイッチが入ったときのことをひとつ思い出してください。
具体的に実際に起きた出来事で覚えているときのことです。

 

それは何年も前の出来事でもいいのですが、なるべく鮮明に思い出せる時がいいです。今日のこととか、昨日のこととか、近い時の方がいいです。

 

※「急にどうしても食べたくなる」を急にゲームをしたくなるでも、どうしてもパソコンを立ち上げてブログを読みたくなるでも、タバコが吸いたくて仕方なくなるでも置き換え可能です。ご自分にピッタリくるものに置き換えて試してみてください。

 

 

では、その「食べたい」スイッチが入ったとき、それが入る直前にあなたは何を考えていましたか?

例:「今お昼ご飯食べちゃったから、次何か食べられるのは何時間も先だな。」
「あれ、やらなきゃいけないんだよな。面倒だしやりたくないな。」
「部屋、汚いな。掃除しなきゃ。嫌だな。」
「あのとき、なんであんな風に言ってしまったんだろう。ああ恥ずかしい。」

 

あなたが実際にその食べたくなるスイッチが入る直前に考えていたことを思い出してください。
それが、あなたの「食べたい」を発動させる思考のひとつです。

 

 

例えばそれが「あのとき、なんであんな風に言ってしまったんだろう。ああ恥ずかしい。」だったとします。

あなたは、過去に自分がしたことを思い出して、「あんな風に言うべきではなかったのに。」と思い、自分が恥ずかしくなって、それを忘れるために食べたいと思うのです。
急に何も理由がなく、食べたくなる訳ではないのです。

 

 

では、その時、「あんな風に言うべきではなかったのに」以外にもどんな思考がそこにあるのかを見ていきます。
どんな思考たちがあなたを、「食べずにはいられない!」と追い込んでいるのかみつけていきます。そうです、一つではないのです。
これには、ジャッジメント・ワークシートというワークシートを使います。

 

では、あなたはその恥ずかしいと思うことを自分がした時、誰とどこにいましたか?何が起きたのですか?そして、何故恥ずかしいと思ったのですか?

よく、その状況に戻り、どうして恥ずかしいと思ったのかの理由を、本当の理由をみつけてください。

 

私の場合は、おそらくばれないだろうと思ってついた嘘が、あっさりとその人にばれてしまった時のことを思い出しました。その時、私とその人は2人でその部屋にいて、そのことがその人にどうもばれたらしいことを察して、私は恥ずかしくていたたまれなく感じていました。

そして何故自分を恥ずかしいと思ったのだろう?その理由をよくよく見ていくと、相手に嘘つきだと思われたと信じていることが分かりました。

 

そこで、先ほどのジャッジメント・ワークシートをプリントアウトして、1番に記入します。
「私は自分を恥ずかしいと思う。何故なら○○さんは、私のことを嘘つきだと思ったから。」という風に。

 

 

ワークシートには残り5つの質問がありますので、それに順次答えていきます。
その質問には、相手にどうしてほしいのか、相手は何をするべきだったのか、相手に何をしてもらったら自分が幸せになれると思うのか、相手をどう批判しているのか、そしてこのことを思い出すと、もう絶対二度と体験したくない~!と思うのは何なのか、それらがあります。

これをじっくりじっくり自分と向き合いながら、書いていきます。

 

これら全てが、あなたを「食べたい!」という衝動を起こさせる思考たちです。
これらを信じていると、あなたはその結果として「いてもたってもいられない!食べなくては!!!」と思うようになるのです。

 

これらはふいにあなたのこところに現れて、一瞬のうちに色々な思いを引き起こし、「食べたい!」と思わせます。

この一瞬をバイロン・ケイティのワークでは、スローモーションにします。

一体どんな思考がその瞬間に起きたのか、丁寧にゆっくりと見ていきます。

 

これは、自分を知る瞑想です。

自分の中にはこんな思いが瞬時に浮かんでくるのかと知ることができるようになります。

 

慣れていないと、それらの思いが出てくるだけで、「いや~!逃げたい~!何か食べたい~!」と思うかもしれません。
ゆっくりと向き合ってあげてください。

 

それでは、次回はいよいよ4つの質問に入っていきましょう。

 

良い週末をお過ごしください❤

吉田あき

 

 


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