過食嘔吐と「私はダメだ」その10

前回の続きです。

これまでの記事はこちらから。
過食嘔吐と「私はダメだ」その1
過食嘔吐と「私はダメだ」その2
過食嘔吐と「私はダメだ」その3
過食嘔吐と「私はダメだ」その4
過食嘔吐と「私はダメだ」その5
過食嘔吐と「私はダメだ」その6
過食嘔吐と「私はダメだ」その7
過食嘔吐と「私はダメだ」その8
過食嘔吐と「私はダメだ」その9

 

最終回です。

最終回は、まとめです。

 

最初にあったのは、「自分はダメだ」という自己否定。

それを消したくて、大丈夫にしたくて、完璧になりたくて、頑張り続ける。

でも、常に「自分はダメだ」と信じているので、頑張りが続かないし、気持ちがふさぐ。

そこで、自分を元気にしてくれるように感じる「食べること」に頼る。

食べると元気になり、頑張ることが出来るようになる気がするが、段々と太り始める。

それでは、完璧から外れてしまう恐怖が出てきて、自分の中の「自分はダメだ」の傷が刺激されるので、吐くようになる。

そうしていくうちに、「自分はダメだ」と思うから頑張る、無理して頑張るけど基本にある自己否定のせいですごく疲れるし落ち込む、だから食べる、食べるのがやめられないから、自分はもっとダメだと思う、自分はダメだと思うともっと無理を自分追い込む、苦しくなる、食べる、吐く、さらに落ち込むということがただただ繰り返されていくようになる。

 

これが過食嘔吐のサイクル。
というか、すべての落ち込みのサイクルかもしれません。
「自分はダメだ」という思いが刺激されることが起こると、何かに逃げたくなる、それに頼れば楽になる気がするから。
そうしているうちにそれから逃げられなくなる。
そして常にその時にずっと根底で自分の恐怖を生みだし続けている、自分を刺激し続けている思いがある。
それが「自分はダメだ」の思い。

そしてこの渦中にいると、「自分は摂食障害だ。私の問題は過食嘔吐だ。」目に見えている症状で自分のことを認識するようになる。(「自分は依存症だ」「自分は共依存だ」「自分はアダルトチルドレンだ」「自分はアルコール依存症だ」などなど。)

そして、この問題を解決すれば、楽になれるのではないかと考えるようになる。

そして、様々な方法を使って、食べることをやめようとしたり、食べている自分を責めたりして、「過食嘔吐」を治そうとするようになり、そしてもっともっと苦しくなる。

 

 

 

元々あった「自分はダメだ」に、「太ってしまう私はダメだ」も追加されているし「過食嘔吐をやめられない私はダメだ」も追加され、疲れ切ったあなたに私は言いたいのです。

あなたの問題は過食嘔吐ではありませんと。

 

 

あなたの問題は、あなたに問題があるという思考を信じてしまったことにあります。

本当は、あなたには何の問題もないのに。

 

 

私も、「どうせ私はダメなんだ」の思いをずっと持っていたので、とても苦しかったです。
様々な症状としてそれは、私の人生に現れていました。

拒食症、過食嘔吐、人を怖れる、人を喜ばせていないと不安、自分の声を聞くことが出来ない、いつも誰かの声を優先してしまう、お金の不安、将来への不安、共依存もしくは引きこもり…。

 

それでも、いつも食べることや、なんかしらのよろこびを私に与えることによって、私は誤魔化し誤魔化し、人生を「普通の人」のふりをして生きてきました。

 

 

今も、食べることはよろこびをくれます。テレビを観たり、頭をからっぽにさせてくれる娯楽が好きです。

 

 

でも、ワークを5年以上ほぼ毎日し続けてきたことによって、段々と、自分の声が聞こえるようになってきました。

最初は頭がぼーっとして何を言っているのか、何が自分を混乱させているのかも分かりませんでした。

 

それがワークをし始めて、自分の中にたくさんの怒りや混乱、悲しみや失望、たくさんのあきらめがあったことを許せるようになってきました。

 

そして、それらが生まれた原因をひとつひとつじっくりと時間をかけて探求していくことで、頭の中のおしゃべりが段々と静かになっていきました。

 

 

体育館で集会前に全校生徒が思いっきり雑談しているときのうるささ(締め切った反響する空間の声の響き)が、今は、もっとひとつひとつの声がはっきりと私に何を言っているのかが分かるようになりました。

声がなくなった訳ではありません。

でも声が何を言っているのかひとつひとつ聞くことが出来るようになると、四方八方からぐわんぐわんと色々な声が聞こえて混乱していた時より、対処が楽な気がします。

「なんで出来なかったんだ?」「何をしてるの?」「あれは出来たの?」「お前はバカだ。」「だからうまくいかないんだ」などのひとつひとつの声をとらえて、聞いてあげます。

 

 

こんな静けさをあなたにも、味わってほしくてバイロン・ケイティのワークをご紹介しています。

 

やり方はすべてここのサイトに書いています。

 

 

でも、最初は難しいと思います。頼ってください。

やり方、向き合い方をじっくりとご紹介します。

 

 

もし、興味があったら、個人セッションを受けてみてください。

そして、今回お試し的に、このような傾向の方向けのオンラインコースをつくってみました。

 

このコースが誰かのお役に立てたらいいなと思い、つくりました。

夜にオンラインで行うコースです。

ご興味があれば、詳細を観てみてください。

 

 

過食嘔吐と「私はダメだ」オンラインコース

 

長い続きものの記事を読んでくださってありがとうございました❤

 

暑い夏ですが、みなさまがお元気に過ごせますように。

 

吉田あき


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