心にやましさがないと人は強くなる

Pocket

平昌オリンピックでフィギュアスケート男子フリーで羽生結弦選手が金に輝きましたね。おめでとうございます!

(このブログを書いていたのは金に輝いた当日でした。)

羽生選手を見ていていつも思うのは、心の整った人だなということです。

彼には、フィギュアスケートをすることの邪魔になる一切の不純なものがないように思えます。

 

 

どうしてそう思うのかというと、スケートをする前に氷に触り感謝するとか、リンクに入る前後に必ずお辞儀をする、関わる人への感謝を忘れない、他の選手へ惜しみないねぎらいや拍手を送るなど、羽生選手の言動を見ていると、こういうことをすると後で自分のことが嫌いになるかもしれないなという態度をまるでとっていないからです。

 

後で振り返って自分で自分のことを嫌になることくらい、自分のエネルギーを無駄に使うことはありません。

 

 

人は、自分がエネルギーを注ぎたいものに100パーセントに近くエネルギーを注げれば注げるほど、幸せなのかなと思います。

 

最近、私自身そのことを大きく実感する体験をしました。

 

私には、ずっと気にかかっていたけれど、そのことを考えると罪悪感や羞恥心を感じるのが辛くて逃げ回ってきた課題が一つありました。そのことを考えるだけでいや~な気分になるので、見たくない、感じたくない、でもずっとそれは私の中にあるのでうまく隠したようでもなんだかいつも気にかかっている。。。

 

けれど、最近急にそれに向き合うきっかけがやってきました!

最初の反応は「逃げた~い。」です。

「絶対に嫌~。蓋を開けたらものすごい悪いものが隠れていそうなんだもの。今さらそんな何が隠れているか分からない箱の蓋は開けたくないよ~。」

 

しかし、私の中の何かが、「でもこれと向き合わなければ先に進めないよ。」と言います。

 

そして嫌々ながら向き合おうとすると身体が拒否反応を表しました。肩がパンパンに張って、ひどい頭痛が起き、眠りたいのに眠れない。

それに伴い、思考の声も出てきます。

「どうするの~?そんなことで大丈夫なの~?やっぱりあなたダメなんじゃないの?」

そういって、マインドはたくさんの未来のイメージを私に見せて私を不安にさせます。

「向き合わない方がいいよ~。嫌なこと起きるもん~。ほらほらこんな未来も、あんな未来も起こるかもよ~。いいの~?大丈夫なの~?やっぱり向かい合わない方がいいんじゃない~?そもそもなんでこんなになるまで放っておいたの~?」

ああ今度は過去のイメージを見せて、「放っておいた私が悪いのだからもう取り返しがつかない」といって私を追い詰めます。

 

「もう嫌だ~!やっぱり向かい合いたくない~!辛すぎる~!!」

 

心臓はバクバク言って胸を苦しくさせ、身体中は緊張で硬くなり私はもう生きる屍のようです。

 

 

そんな時に、私を救ってくれたのはやはりワークでした。

その日は全く別のテーマでワークをしていたのですが、やはりそのことが気にかかっているのでワークをしていてもちょこちょこそれが出てきます。

 

その日私が向き合っていた思考は、「姉は私に復讐をするべきではない。」というものでした。

それはどういう意味なのかというと、「過去に私が彼女にしたことをいつまでも根に持って忘れずにいて、全く関係ないときにそのことを持ち出して来て私を責めるべきではない。」という意味でした。

それを私自身に置き換えたとき、「あぁ!」という例がみつかりました。

 

「私は私自身に復讐をするべきでない。」

いつまでも過去に自分がしたことを根に持って忘れずにいて、全く関係ないときにそれを持ち出して私を責めるべきでない。正にそうです!これは姉がしていたのではなくて、自分が自分にしていたことでした!

私が姉に対して意地悪なことばや態度をとったとき、姉に対して感謝の気持ちを表さなかったとき、姉に反抗的な態度をとったとき、私は「だって姉が悪いんだもん!」と正当化していましたが、本当は自分のしたことが罪悪感として残っていたのです。

だから姉が私に冷たい態度をとっているように感じると、「あ、また過去のことをほじくり返して私を責めているんだな!」と思ったのです。

 

人はやましい思いがあればあるほど、過剰に責められていると反応し、自分の責任を否定し(自分は悪くないと頑なになり)、攻撃的になります。

だからこそ、後から考えたら自分のことを嫌いになる態度をますますとり続けることになります。

 

 

これは自分自身への復讐でなくて何でしょうか?

自分の罪を認めないようにして守りに入れば入るほど、相手を攻撃するようになり、より自分のことが嫌いになる。

全く誰の得にもならないことを私はずっとしてきていたのでした!

 

 

私のリビングターンアラウンド(生きる置き換え)は「私は私に復讐をするべきではない」となりました。

それはイコール

  • 過去の自分が罪悪感を感じていることと向き合う。
  • それに対して責任が伴うのであれば、きちんとその責任をとる。(ペナルティがあればペナルティを払う。)

という意味でした。

 

「仕方なかったよね、なかったことにしようね。」ではなく、きちんと自分のした罪を認めて、そして向き合うことが必要だと感じました。

 

 

 

そして、この問いかけ後、ずっと逃げ続けてきた罪悪感を感じることと私はきちんと向き合うことを決意しました。

もしもそのことに責任が伴うのであれば、きちんとそれとも向き合い、その責任もきちんと負うことを決意しました。

 

そして逃げ続けていたことに向き合って、プロの方に相談しました。

すると、拍子抜けするほど私はまったく心配することがなかったことが明らかになりました。

そこまで自分を追い込んで罪悪感や恥を感じるようなことは何もなかったのです。

 

 

安心しました。

心がほわっとほどけました。

ずっと心配して泣いていた私の中の子が、「こわかったよー。」と安心して泣きました。

 

 

 

でもこれも、私のやましさを認め、それにまつわる責任をとる覚悟を決めて向き合うことがなければ出会うことの出来なかった解放感でした。

 

 

 

道教の中にこのような一節があります。(元の英文はケイティの旦那さんであるスティーブン・ミッチェルが英訳したものです。)

 

完全になりたいのであれば、

不完全になりなさい。

まっすぐになりたければ、

奇形な自分を受け入れなさい。

満たされたければ、

空っぽになりなさい。

生まれ変わりたければ、

死んでみなさい。

すべてを与えられたければ、

すべてを諦めなさい。

(日本語訳は私の意訳です。汗)

 

If you want to become whole,

let yourself be partial.

If you want to become straight,

let yourself be crooked.

If you want to become full,

let yourself be empty.

If you want to be reborn,

let yourself die.

If you want to be given everything,

give everything up.

Tao Te Ching:  A New English Version by Stephen Mitchell 

 

 

手に入れたいのなら、一度全部失ってみる覚悟を決める。

自分を誇りに思いたいのなら、一度過去のすべての恥と向き合って決着をつけてみる。

 

こうやって自分の中に、自分を嫌いだ、恥ずかしいと思う要因がひとつもなくなったのなら、私たちはどんなに毎日を軽く生きられるのだろうか?そうこの体験から学びました。

 

 

恥だけではなく、諸々の不安に割いているエネルギーも自分をフルに100%生きることから自分を妨げていますね。

そういうものに余分なエネルギーを費やすとやりたいことに100%力を費やすことが出来なくなる。

 

アスリートの方は、そういうところが結果にすぐに表れるから、身体だけではなく、心も整えて生きているのではないかと思います。

 

 

これは、ビジネス世界に生きる方も、夢を追いかけている方も、幸せな家庭生活を目指している方も、誰にでも言えることです。

 

小さなこともトゲの様にのこっているものです。やりたいと思いながら先延ばしにしていたこと、やらなければと思いながら見ないできたこと、いつかいつかと思いながら「でもどうせ自分には出来ないし」と諦めてきたこと、「なんだかちょっと違うんだよな」と思いながら変えることの出来ないできたこと、そんなこともあなたのエネルギーを実は日々疲弊させています。

 

考えていないようで、ずっと心の片隅でチクッとあなたのことを刺し、その度に自分のことが嫌になってしまう。
このことが自分の人生にかけている負荷を私は今回、まざまざと実感しました。

この重石がなくなった私はとても軽く自由です!

 

でも、そうは言っても恐いですよね。自分の中の恥や罪悪感と向き合うのは。

 

 

お付き合いします。一緒に向き合いましょう。大丈夫です。

生まれ変わる為には一度死ななければならないけれど、その先には必ず安心が待っていますから。

そして私は決して無理強いしません。

あなたのペースでお付き合いします。

 

バイロン・ケイティのワークを使い、そしてこれまでの吉田あきの学んできたツールを駆使して行う個人セッションです。

様々なことご相談ください。一緒に心の開放を体験しましょう!

セッションメニュー・料金

 

2018年3月10日(土)11日(日)

バイロン・ケイティのワークの問いかけを初めて行う方、これから深めていきたい方、更に深めていきたい方、すべての方に向けたワークショップを行います。

少人数で、吉田あきのサポートを受けながらじっくりワークを深めていけるワークショップです。

お待ちしています。

ワークショップ東京

 

2018年2月28日(水)20:00-21:30

バイロン・ケイティの英語のファシリテーションを日本語に訳しながら皆で鑑賞し、かつワークを行うイベントを行います。

ケイティの生のことばにふれたいけれど英語がネックでなかなか聴けない方、是非ご参加ください。

ワークについての質問も是非どうぞ!

バイロン・ケイティの言葉を聴く会

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)