バイロン・ケイティのワーク2デー・ワークショップ
バイロン・ケイティのワーク ~人生を変える4つの質問~ とは
バイロン・ケイティはアメリカ人の女性です。
彼女が43歳の時、10年間苦しんだひどい鬱状態と広場恐怖症から回復しました。
それは、彼女がある気付きを得たからです。
その気付きとは、
自分の考えを信じる時、人は苦しむ。
考えを信じなければ、苦しまない。
というものでした。
その気づきを得た彼女は、それまで世界に持っていた自分自身の思考をすべて
信じるべきか問いかけてみることにしました。
「母親は私を愛していない」
「私は彼に謝ってほしい」
「夫は嘘をつくべきではない」
「私は子供たちに死んでほしくない」
その時の気づきをもとに彼女がまとめたのが「バイロン・ケイティのワーク」と呼ばれる
4つの質問と置き換えから成り立つ問いかけによる瞑想ツールです。
これまで自分が信じてきた思考をオープンマインド(柔軟な思考)で問いかけます。
「それは本当?」と。
この気づきと問いかけが彼女にもたらした変化は非常に大きなもので
一晩で彼女はまるで別人になったかのようでした。
その大きな変化とケイティの静けさに惹かれて
世界中からケイティの元に、何が彼女の心に平安をもたらしたのかを
知ろうと人が集まりました。
彼女の住んでいた田舎町は途端に世界中から真実を求める人でいっぱいとなり
以来、彼女はこの真実のツールを世界中の人々にシェアしています。
アメリカでは、ワークの為のスクールという9日間のプログラムが用意されており、そこでは毎年多くの人が人生が変わる経験をしています。
よしだあきは、2012年よりバイロン・ケイティのワークのスクール及び
多くのセミナー、イベントに参加し、
バイロン・ケイティのワークの教育機関、Institute for The Work of Byron Katieにて
ワークを学び、2015年日本で3人目の公認ファシリテーターとなりました。
残念ながらケイティの教えは英語で行われ、また9日間に及ぶスクールは
仕事や家庭を抱える多くの人には参加することが難しいです。
そこで、ここでは皆さんに深い真実の瞑想体験がどういうものなのか
日本語で体験いただけるワークショップをご用意しました。
バイロン・ケイティのワーク を具体例で見てみよう
Aさんは30代の2児の母です。彼女は小さい頃からずっと自信がありません。
いつもどこかで「自分はダメな存在だ」と思っていて、自分のことが恥ずかしくて、
苦しみながらも、それを跳ね返したくて、幸せになりたくて頑張ってきました。
子供を生み母になったけれども「自分はダメな存在だ」と信じているので、他のママよりも頑張らないとと焦ります。
誰よりもきちんと子育てをして、間違わないように、良い母親で、良い妻でいようと一生懸命努力をしますが、
「自分はダメな存在だ」と信じているAさんはいつまでたっても
自分の生き方に自信が持てません。
他のママ友達に、夫に、夫の家族に、自分がダメな存在であることをばれないように
いつも気をつけていることに疲れてしまい、つい子供にあたってしまうこともしばしば。
そうすると、やっぱり自分はダメなのだとより落ち込みます。
不安、恐怖、絶望感、悲しみ、苛立ちといった様々な感情があふれてきて
Aさんは自分の人生ずっとこのまま変わらないのだろうかと
こんな風に感じてしまう自分の弱さを責めて暮らしていました。
その考えは本当?
Aさんは、本気で「自分はダメな存在だ」と信じていますが、さて、それは本当にそうなのでしょうか?
誰がそう決めたのでしょうか?「ダメ」というのは、誰の基準でダメなのでしょうか?
こうして見ると、「自分はダメな存在だ」というAさんの考えには、確実な根拠はないことが分かります。
それでも、長年この考えを信じ続けてきたAさんにとって、そうではない見方をすることは難しい状態でした。
それはまるで「自分はダメな存在だ」としか見えないメガネをかけているようです。
そのメガネをかけているので、それ以外の可能性は全く見えません。
私たちは誰もがメガネをかけています
私たちは誰もがAさんがかけているようなメガネをかけています。
しかもすごい数のメガネを。
「自分はこういう人間だ」というメガネ以外にも、「あの人はこういう人だ」というメガネだったり、「お金はこういうものだ」というメガネ、
「仕事とは」「家庭とは」「母親とは」「父親とは」「夫とは」「妻とは」「人生とは」「友情とは」「健康とは」「幸せとは」
様々なメガネを通して現実を見て、そのメガネ越しの風景以外見えにくくなっています。
ただ、残念なことにこのメガネをかけていることに気づいていません。
だから自分が見ていることが「絶対に正しい」と信じて、それ以外の可能性が全く見えません。
他の人からは色々なAさんが見えているのに、Aさんの目に映るのは
「どんなに頑張ってもダメな私」という自分だけなように、
私たちも自分のメガネに映るものしか見えません。
このメガネは私たちのビリーフです
もちろんメガネは例えに過ぎません。
ここでメガネと読んでいたのはいわゆる色眼鏡と同じ意味のメガネです。
メガネはビリーフ、思いこみ、思考、固定観念のことです。
ワークで行うこと
バイロン・ケイティのワークで行うのは、このメガネの存在に気づき、
メガネをかけているとどう人生を生きるのかを客観的に見、
その上でメガネを外してみてから、違うメガネをかけてみることです。
つまり、自分がの持っている固定概念に気づき、
それがいかに自分の人生をコントロールしているかを客観視し、
もしもそれが真実ではなかった場合何が見えるのかを探求していきます。

ワークショップ概要
講座内容
自分を苦しめている原因を知る。
その原因が真実なのかを問いかける。
もしもその原因がなかったならば一体世界はどのように見えるのかを体験する。
バイロン・ケイティのワークの4つの質問とおきかえを使い、
これらを実際に体験することに重きを置いたワークショップです。
知識や理論を覚えるのではなく、ツールを実際に使い、自分の体験から出てくる
真実から学び、自分の力を取り戻すことを目的にしています。
セルフエンパワメント初級講座で得た心の仕組みの知識を実体験するワークショップ。

スケジュール
2dayの場合2日間 10時〜17時(昼休憩1時間)
受講料
PayPal決済: 35,800円(税込)
PayPalが難しい際はご連絡ください。
こんな方に
・理由が分からずイライラしたり、不安になることがある
・自分の感情とうまく付き合えるようになりたい
・自分の落ち込みやイライラの原因を知りたい
・もっと楽に生きていきたい
・楽になる方法を手に入れたい
思考を問いかけて、真実が見えるようになると
・自分の感情がぐっと楽になる
・不安や恐怖がずっと少なくなる
・自分が好きになる、人が好きになる
・可能性が広がる、人生の選択肢がずっと増える
・心に余裕が出来る
次回開催日
2dayワークショップ2023年5月21日(土)22日(日)
10時~16時半(昼休憩1時間)
オンラインで開催です。Zoomにて行います。
参加された方の声
自分を苦しめていた思考にワークすることで、最後には楽しみになる
自分を苦しめていた思考にワークすることで、最後には「楽しみになる」ことにとても素晴らしさ、美しさを感じました。
自分の思い込みが強く、なかなか答えが出ないところに、あきさんの本質を問う質問で答えを引き出していただいて感謝です。
セルフワーク出来るようになりたいです。
あきさんのワーク愛あふれる時間と空間をありがとうございました!
Kさん(女性)
ワークを効果的に進める方法がわかりました
自分が怒りや悲しみを感じている状況をよりリアルに感じることの大切さを実感しました。
その状況に自分を置くことによって問いかけるプロセスは、本当の自分が理解できたと感じています。
「思考によって苦しんでいる」自分に出会えたことがとっても良かったです。
ステキな2日間をありがとうございました。人は接する人によって、問いかけてもらうことによって、
自分で気付き、自分でより良い方法を選び、行動できる、そのパワーを感じることが出来ました。
より多くの人にワークを薦めたいと思います。
小林有子さん(女性)
自己理解を深めるための素晴らしいツールに出逢えました
そんな中で、自己理解を深めるための素晴らしいツールに出逢えた事が、うれしかったし楽しく進めることが出来ました。
(苦しい、楽しいなどの感情も含めて)
あきさんのワーク愛を間近でそのエネルギーに触れることが出来て良かったです。
Mさん(女性)
自分の中から出てくる気づきを体感出来てよかったです
自分の中から出てくる気づきを体感出来てよかったです。
ペアワークの時にサポートをしていただいたのがよかったです。
あきさんありがとうございました。
あきさんからワークを学べて本当に楽しかったです。ありがとうございました。
Sさん(女性)
ワークを通して自分に優しくするというのがどういうことなのか、少しわかってきた気がしました
他の人の例も聞けたので、勉強になりました。
置き換えした後、「自分に優しい例を」とあきさんが言っていたのが印象的でした。
自分に優しくと言うと安直に感じていたのですが、ワークを通して自分に優しくするというのがどういうことなのか、少しわかってきた気がしました。
Eさん(女性)
ワークの素晴らしさが分かる2日間でした
あきさんの安心出来る雰囲気のおかげで、問いかけるのは疲れたけれど有意義な時間になりました。
ワークの素晴らしさが分かる2日間でした。
ファシリテーションされて、そのポイントが分かりやすかったです。
あきさんのデモを見させて頂き、セッションを受けたいと思いました。
Yさん(女性)
すごく楽しかったです
人数も少数で良かったです。
応用編とかより高度なものがあればまた参加したいです。
すごく楽しかったです。
Kさん(男性)
ワークのパワフルさを実感できました
もっと沢山開催していただきたいです!!
「探求」好きです!!
Mさん(女性)
学校で教えてもらいたいな
参加する前はワークの本を読めなかったけど、今は読めるかもと思っています。
生きるのが楽になる予感がします。
あきさんのやさしいエネルギーを感じられて良かったです。
またビリーフにゆっくり近づく感じが良かったです。
ファシリテーター役の時にも色々気づきがありました。
相手の話をしっかり聞く、寄り添えると私も癒されるなと思いました。
ワークショップで出た私自身への置き換えを普段の生活で生かしたいと思います。
高橋京子さん(女性)
ワークを深く学べて良かった
あきさんのたたずまい、相手にスペースを十分に与える感じ、相手から出てくるものを静かに待つ姿勢などワークの素晴らしさだけではなく、ファシリテーターとして大切なことを感じることが出来た気がします。
あきさんの変化球「この思いを持っていたら、あなたは人生をどう生きますか?」という質問にグッときました。
ワークをしたいと思えるようになったことが収穫です!ありがとうございました!
佐々木陽子さん(女性)
ワークをすればするほど良さが見えてくる感じです
2日間どうもありがとうございました。とても深く学べました。
ワークをすればするほど良さが見えてくる感じです。
寺石義和さん(男性)こころを最適化してラクになる心理セラピー@東京両国 ~Heart Optimization~
自分の事を自分で理解する事の素晴らしさを感じました
「ストレスをもたらす考え」を探求する事は、そこから自由になるヒントを見つける旅でした。
私の大好きな癒しの旅と共通の感じをもっています!!
あきさんのデモセッションすばらしかったです❤❤❤さすがです!!
まつかわちえさん(女性)セラピスト
ストーリーの中で生きることがいかに苦しいかを実感しました
置き換えも何度もやることでコツがわかってきたように感じています。
何より、安心してワークを行える空間をあきさんがつくってくれたことに感謝します。また機会をみて参加したいと思っています。
今回二日間ワークに浸ってみて、ストーリーの中で生きることがいかに苦しいかを実感することができました。このことは私が今後生きる上でとても大事なことだと感じています。
あきさん、二日間ありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。
のりこさん(女性)
思いを、願いを上回る体験でした
ストーリーや思い込みがなければ、こんなにも穏やかだということがとても嬉しく、ワークでは、ストーリーや思い込みがあるからこそ穏やかということも体験出来るので、どちらも素敵な宝です。
道先案内人を引きうけてくださりありがとうございました。
ケイティさんの言葉もあきさんから聞けてドキドキしました。
独り言セラピーさんの紹介での、ザ・ワークに出会えて本当に良かったです。
これから先、生きるのも(死ぬのも)楽しみになりました。
Sさん(女性)
とても良かったです!
Mさん(男性)
講師紹介:よしだあき
心理カウンセラー/心理セラピスト/バイロン・ケイティのワーク公認ファシリテーター/キネシオロジスト/EFTプラクティショナー
その後、ホリスティック・ヒーリング・カレッジの認定カウンセラーとなりこれまで多くの方の人生の転機を支えてきた人気カウンセラー。カウンセラー、セラピスト歴14年。
カウンセラー前半は過去のトラウマにより傷ついた心を癒すことに専念していたが、2012年よりアメリカのノンデュアリティ・ティーチャー、バイロン・ケイティに師事し、セラピストがクライアントを治すのではなく、クライアント自身が自らの力を取り戻していくセルフエンパワメント(自分の力を取り戻す)スタイルへセッション方針を変更。以降セルフエンパワメントを提唱している。
2015年日本で3人目のバイロン・ケイティのワーク公認ファシリテーターとなり、以来日本のみならず海外をベースに、バイロン・ケイティのワークを指導している。
常に探求を怠らず、海外のティーチャーたちの教えを学び知識、ツールのアップデートを続けている。
現在は、様々なツールをいつどのように使うのが最善であるのかを見える化する4Aマップの開発及び、指導に力を入れている。


ワークはIBSR(Inquiry Based Stress Reduction/ 問いかけを使用したストレス減少法)としても知られ、世界中で医療、ビジネス、カウンセリングなどの現場でも用いられ、高い効果を上げています。
バイロン・ケイティのワークでやること
What do you do in The Work of Byron Katie?批判する
苦しみを感じる場面で、一体自分が何に怒っているのか、どんな不満や批判を持っているのかをみつけます

4つの質問に答える
みつけた批判を一つ一つ、4つの質問を使って問いかけていきます。4つの質問は、1.それは本当でしょうか?2.その考えが絶対に本当であると言い切れますか?3.その考えを信じているとどう反応しますか?4.その考えを信じていなければあなたはどうなりますか?です。

置き換える
先ほどみつけた批判のその反対もまた真実であるかもしれないことを見ていきます。

自分の中に答えをみつける
ワークは問いかける瞑想です。「絶対に私が正しい!」と自我がうるさく主張する頭の中を一旦、静かに探求することで自分が本当は知っていた真実にたどり着きます。

必要なのは紙とペン
必要なのは紙とペン、そしてあなたの真実を探求したい思いのみ。

周りは変わる必要なし
必要なのはあなただけ。世界も誰も変わらなくてもあなたの心に平安が訪れます。


ワークについての動画
Videos about The Work
ワークに関する書籍
Books about The Work
バイロン・ケイティのワーク公認ファシリテーターとは、バイロン・ケイティのワークの公式教育機関、Institute For The Work of Byron Katie(ITW)において、600時間以上の必須コース課目を修了した後、ITWのメンバーたちによる審査を受け、認定されたファシリテーターのことです。
600時間の必須コース課目には、以下の様なものが含まれます。
- バイロン・ケイティ自身によるザ・ワークのスクールを含むワークショップ、イベントへの複数回参加
- 160時間以上のペアワーク及び、自己の動機に気づくふりかえり
- 54時間以上のコース参加プラスペアワーク
- 公認ファシリテーター主催のワークショップ、イベント参加
- ヘルプラインにおけるファシリテーション115時間
- 最終認定審査
早い人でも3年、長い場合は5,6年かけてじっくりと自分たちの思考を問いかけていった先に認定される、時間と真実を知りたいという熱意のいる資格です。
ただ、資格を取りたいという思いだけで始めた人の多くは、途中で脱落しているようです。それほど簡単なものではないのです。
優れたファシリテーターとは自らの思考を問いかけている者だ、バイロン・ケイティは自らのその経験をもとに、これらのプログラムを用意しました。
その為、プログラム内で私たちは、自らの手放したくない思考に出会い、何度も恐怖、怒り、恥を感じ、自分の傲慢さに気づき、落ち込み、悲しみ、自分の見たくない部分に幾度も向き合うような経験をします。
その抵抗があっても、「自分が正しい」と信じる自我がたとえ死んだとしても、探求をすることで「自分は正しくなくなること」が分かっていても、それでもその先にある、真実「私は最初から傷ついてなどいなかった」ことを知ったから、多くの候補者は苦しみ、もがきながら自分の思考を問いかけ続け、認定されます。そして認定後も、彼らは探求を続け、深め続けることが求められています。
だから彼らは、あなたが問いかけを始めたときの抵抗や痛み、苦しみが分かります。「自分は悪くないのに!」「あっちが完全に悪いのに!」「こんな風に怒るのは当然だ!」「私が苦しむのは当然だ!」「私の考えが本当じゃない?何言ってるの?全く理解できない!」そんな抵抗を彼ら自身が体験してきているからです。
彼らは、決してあなたより偉くて、優れた人間ではありません。あなたと同じように傷つき、苦しみ、イライラし、怖がり、嫉妬に苦しんできました。ただ、ワークを通して段々とその苦しみが楽になり、人生を落ち着いて生きられるようになった者たちです。同じ痛みを知る、共に歩む友として信頼できる者たちです。
ヶ国に
人の公認ファシリテーター
時間以上のコースワークを経て
人の日本語が出来る公認ファシリテーターがいます!