ワークは可能性を広げるツール
先日、ワークを知ろう!イベントを開催しました。
今回は、実際にワークを日々実践してくださっている方が参加してくださり、たくさんのワークトークで盛り上がりました。
このイベント開催にあたり、改めてワークとは何か?の説明を考えたときに面白い説明方法が浮かんだので今日はそれをみなさんにシェアしたいと思います。
常識を根底から覆すツール
バイロン・ケイティのワークは、私たちの常識を根底から覆すツールです。
それはつまり、私たちの信じていることが、必ずしも絶対に本当ではないことを証明してくれるツールということになります。
どうしてそれが私たちの生活に必要なの?
それは、ある一定の見方しかできないとき、人間は大変不自由だからです。
選択肢が狭いからです。
「私には○○しかできない」そう信じている人と、そう信じていない人が同じ仕事をするとしたら、どちらが有利でしょうか?
「私には○○しかできない」と信じている人が問題にぶつかった時、○○しか使えないと信じているとすぐに行き詰ります。他の方法があることが想像も出来ないし、受け入れることが出来ません。
一方、「私には○○しかできない」と信じていない人ならば、頭がやわらかいので「これはどうかな?こんな解決方法はどうかな?」と自分の思ってもいなかったアイディアが思いつくかもしれないし、他の人のそういうアイディアも柔軟に取り入れることが出来ます。
これは、ビジネスの世界では大きな違いになるはずです。
それなのにどうして私たちは常識にとらわれてしまうの?
それは、何かについて何も知らないでいるより、知っている方が安心できる気がするからです。
知識を得ることで、自分を守れるし、次の一手を考えられると思っているからです。
例えば、「火はものを燃やしてくれる。調理ができる。身体を温めることができる。けれど、火は便利なだけではなく何もかも燃やす力をもっているので、気をつけなければ自分自身や自分の家まで燃えてしまうこともある。火は便利だが、常に注意をもって扱わなければいけない。」というように火についての知識があれば、安心できるし、未来のの予防も出来ます。
安全と引き換えに失うもの
このように、私たちは知識の虜です。
知識と思考に守られて人生を生きています。
そしていったん、「自分の人生は○○だ」と決めてしまうと、その人生をずっと生き続けます。
それを揺るがす何かが起きない限り。
もったいないことです。
本当はもっと可能性があるかもしれないのに。
本当はもっと仕事で活躍できるかもしれないのに。
夢を叶えることが出来るかもしれないのに。
もしも柔軟な見方を自分に与えることができるとしたら?
おそらく出来るビジネスマンなら喉から手が出るほど欲しいこの柔軟性。
もしもあなたが手に入れることが出来るとしたらどうしますか?
「ワーク」は、恐れなく、明晰さとヴィジョンをもって仕事をするためのもの。
~バイロン・ケイティ「新しい自分に目覚める4つの質問」より
The Work is about doing business with clarity and vision, without any fear.
– Byron Katie, Question Your Thinking, Change The World
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