
「お前はダメだ」と言われる時
あなたは誰かに「お前はダメだ」と人格を否定されるようなことばを
使われたことはありますか?
おそらくよっぽど気をつけていなければ、親というものは
こういうことばを子供にかけがちなようです。
参考サイト↓
親から人格を否定する言葉をぶつけられると、子どもは自己否定感と人間不信にとらわれる
わざとじゃないんですけどね。
でも、こういうことばをかけられると子供は縮こまってしまいますよね。
今日は、そんなことばをかけられた側の心理状態を
少しお話ししようと思います。


人格を決め打ちすることばを言われるとどうなるか?
混乱します。
自分の体験と異なるから。
全く悪気がなかったのに、相手に「あなたは意地悪だ」と言われると
自分の体験と相手の見ている自分のイメージが合致しなくて混乱します。
そして、自分と相手の「どちらが正しいのか」知ろうとします。
「正しい」のはどちらか一方だけだと思っているので。
そして「正しい」方の言い分が正しいことを証明しようとします。
面白いのは、正しさの証明はまだされていないのに、
どちらかが正しいことを先に決めているという点。
そしてこれが子供の場合、大抵は親が正しいが大前提です。
親が間違っているなんて思ったこともないので。
親に「お前はダメだ」と言われたら、
自分の体験がそうでなくても、①親が正しいと瞬時に思い
②親の言い分の正しさをみつけようとします。
そうすると、自分は大好きな親の側に付くことができて嬉しいのですが、
本当はダメじゃないのに、ダメだという親のことばを信じて、
自分のアイデンティティにしてしまいます。
子供って親が大好きですから。
自分が痛い思いをしても親の正しさを証明しようとするんですよね。
でもね
もしも相手の言っていることばと自分の体験が違うなら
「自分にとっての」正しさを採用してみてください。
「相手の」中のストーリーは残念ながら変えられません。
残念ながら相手がそう思ったのなら、こちらがいくら違うと言っても
相手はそう信じるものです。
でも、「自分が何を信じるのか」は選べます。
相手のことばを信じるのか、自分の体験を信じるのか。
今日はそんなお話でした。
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いらっしゃった方に合わせて内容が変わるかもしれません。
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