
2019年authenticityを大切にします
新年明けましておめでとうございます。
2019年、みなさんにとってどんな年明けになっているでしょうか?
私は、バイロン・ケイティのワークの公認ファシリテーター養成機関であるInstitute for The Work of Byron Katieのコンベンションにオンラインで参加しています。
どんどん世界がインターネットと技術の進化で近くなっているのは素晴らしいです。家にいながら、世界中のワークの仲間とつながり、彼らがどんな人生を歩んできたのか、どんな風にワークを生活に取り入れているのかを聞かせてもらえるのはとても素晴らしい経験です。
2019年私の誓い
2019年の私個人の思いをここに書くと、2019年はauthenticに(自分に忠実に、自分の内側と外側にズレがなく、自分自身に正直に)生きる年にしたいと思っています。
というか、そうとしか生きられないところまで追いつめられました。
本当はものすごく怖いし、Facebookなどで本音をバンバン書いている方を見ると、ひぇー、って自分のことじゃないのにハラハラするし、出来れば色々隠して自分を守って生きていきたいのですが、そのやり方は私を守っているようでちっとも守っていない、むしろ本当の私を否定することで私を傷つけていることが分かってきたので、もう生きられなくなってきました。
時に、まだその古いやり方が私を守ろうとするのですが、そうすると嘘をついている自分に気づいて気持ち悪くなります。
この思いがあるから、このブログでは、私自身の思いやストレス、葛藤や苦しみ、そしてそこから得た学びを隠すことなく書いてきました。
しかし去年、そのような記事を読んで「セラピストなのにそんなことで簡単に傷つくなんておかしい」と誰かがコメントしました。
どうしてセラピストは傷ついてはいけないの?
私はまず、自分のことをセラピストだとは思っていません。
もしもセラピストが誰かのことを癒す人間という意味ならば。
このことは重要なことなので、横道にそれますが書かせてください。
私はその人を癒さない、私が癒さないことでその方自身が自分で癒す力を持っていることに気づいてほしいと思っています。
さて、本題に戻ります。
どうしてセラピストは傷ついてはいけないとその方が思ったのか。
それは、その方ではないので、私にはなんとも言えないのですが、よくあるケースをお話しすると、私たちの多くは子どのもの頃、傷ついて泣いたりするとすごく叱られ、辱められた傷があります。(子供が泣いたり傷ついたりすることに不安を感じる親は、子供を辱めることで泣きやませようとすることがあります。)
そうやって育てられると、「傷つきやすく弱い人間は恥ずかしい。私は絶対に傷ついたりしない。」なんて信じるようになります。
そして傷つきやすく涙もろい人を見ると、弱い人間だと見下します。
なぜなら、それは自分にはないことにして押し殺した弱くて駄目な部分だから。見たくない部分だから。
これは、私の中にもあったし、今もある悲しみと恥ずかしさでした。


でもね、そうやって弱い部分の私を否定していたら私いつまでたっても誰の役にも立てないんです。
私自身が傷つきやすく、自分を疑い、人を恐れ、他人への信頼を失った経験があるから、自分を嫌い、過去を憂い、未来を恐れ、夜中の3時に怖くて眠れなくなる経験があるから、私は誰かのお手伝いが出来るんだと思います。
そんな弱い部分を隠して、「私は全部癒された完璧な人間です。誰のことも嫌わないし、誰に何をされても平気です。」なんて嘘っぱちで人の前に立って、誰が私のことを信頼してくれるのでしょうか?
私は、そんなコメントをもらって半年以上怖くてブログが書けなくなるような人間です。本当は自分には何もこの世の中に与えるものなんて何もないのではと自分を疑ってしまうような人間です。誰にも嫌われたくないし、批判されたくない。そんな些細なコメントに傷ついて死にたくなってしまうような人間です。
でも、そんな私を恥ずかしいとはもう思っていません。
傷ついて悲しくてつらいとき、「泣くな、バカ!」と自分を叱ったりもうしません。
それが私の強みなんです。
この弱さが私の強みなんです。私が世界に提供できるものなのです。
この弱さを私がシェアすることにより、自分も弱くていいんだ、強くなくていいんだ、傷つくことは恥ずかしいことではないし、恐怖も不安もあって大丈夫なのだと誰かが思えるかもしれません。
私のハートを生かし続ける
私が、安全のために誰が読んでも、攻撃されないだろう、気持ちが良いだろうことだけ書いたり話したりするとき、私のハートは死んでしまいます。
もちろん私の目的は、誰かを意図的に傷つけることではなくて、私の中から現れてくる言葉や気付きをシェアすることです。
それが役に立つ方に伝われば良い。その想いで言葉を発信していこうと思っています。
もしも、私の言葉があなたの心を傷つけたなら、あなたは私のブログを読まない自由があります。自分を傷つけるようなことばを信じない自由があります。
嫌いな人のブログを読んで傷つかない自由があります。
どうぞ、その優しさを自分に与えてください。
そして、どうぞ、私のブログに批判のことばを書かないでください。
私はこのブログを私にとって安全な空間にしておきたいからです。
あなた自身のことば、あなた自身の生き方は何?
友人に、「私が聞きたいのはあなたの言葉よ。」と言われました。安全な、どこかで聞いたような言葉ではなくて、私自身から出てくる言葉。
これをどんどんと溢れさせていきたいと思います。
そして、それをみなさんにも推奨したいです。
安全なことば、安全な生き方の下にある、あなた自身の独特で美しいことば、生き方をもっと自由にこの世の中にあなたが発信し始めたら、この世界はもっと色鮮やかに自由に輝くのであろうとそう思います。
これからのOpen Your Mind, Open Your Heartのテーマはauthenticity(自分の内側と外側にズレがないこと)です。
今まで以上に、このことを意識したイベントやセッションを行っていこうと思っています。一緒にこの世の中をあなたの色で輝かせていきませんか?
Open Your Mind, Open Your Heart
吉田あき
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